【建設業】受注工事の累積赤字により資金繰りが悪化し破産申立した事例

業種 建設業
従業員 若干名
負債総額 約1億円
債権者数 約50名

 

内容

ご依頼の会社は、受注工事の累積赤字により資金繰りが悪化していたところ、債権者に対し、毎月、少額の分割弁済をする任意整理に着手しましたが、複数の取引先から請負代金債権の差押を受ける等したことから、破産申立を決意するに至りました。

当事務所は、通常の債権調査及び財産調査のほかに、以下のことを行いました。

① 複数の債権者が、代表者の親族に対する取立、動産類の持ち出し行為等、法律上の手続によらない債権回収を図ろうとしていたため、このような債権者に対し、内容証明郵便により警告しました。
ご依頼者様を強引な債権者から守ると共に、債権者の間において不公平な状況が生じないようにすることも申立代理人の仕事になります。

② ご依頼の会社は、訴訟係属中の事件が数件存在したところ、破産管財人に事件を引き継ぐため、資料等を収集して整理しました。

 

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