養育費の金額はどのように決めればよいですか

Q
養育費の金額はどのように決めればよいですか。

A
養育費とは、子どもが社会人として自立するまでに必要となる衣食住の経費や教育費等のすべての費用のことをいいます。

養育費の額は、負担する側の経済力や生活水準に準拠し、基本的には双方の収入バランスに応じて養育費を算定します。裁判実務で利用されている「養育費算定表」が算定の目安となります。養育費の支払期間は、子が成人(満20歳)に達するまでが原則ですが、離婚する夫婦の合意により子が大学卒業するまでと定めることもできます。

将来的に、子どもの進学の問題や、失業、再婚等により経済的事情が大きく変化した場合には、養育費の増額や減額が認められる場合もあります。まずは互いに増額または減額について協議し、協議がまとまらない場合には家庭裁判所に調停を申し立てることができます。

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